犬のしつけ方/子育てにも役立つ マズルコントロールとは?

筆者は犬を飼っていました。しつけってむづかしいですよね?

でもコツを掴んだら結構簡単だったりします。

筆者の経験と獣医さんのお客さんから教えて頂いた犬のしつけ方を紹介します。

しつけの基本は賞罰と関連付けです。

子育てにも役立つと思います。

マズルコントロールなどのテクニックも説明しています。

犬の習性は人間大好きの良い子

しつけに関係するので、まずは犬と人間の歴史の話をします。

犬と人間の関係は3万5千年前からなんです。

犬は、人間に頼ることで生き延びてきた動物です。

しかも犬の寿命は15年と人間より短い。

物凄い数の犬の経験値が今の犬に受け継がれています。

 

犬は人間に誉められるだけで、喜びを感じる唯一の動物だと言われています。

 

犬って、たまに笑顔になりますよね?

犬が笑顔になっても、実は喜んでいないといわれています。

笑顔をすると飼い主が喜んでくれる。犬は飼い主の喜ぶ姿が見たい。

だから笑顔になります。

 

犬は人間が大好きなのです。

それはもう過去から受け継がれた本能なんです。

長い時を重ね遺伝子に刻まれた事なのです。

 

犬のしつけ方

関連付けのわかりやすい事象【パブロフの犬】を使います。

パブロフの犬とは、ベルを鳴らしてご飯を与える。

これ繰り返すと、ベルが鳴ると犬はご飯が食べれる。

と思うようになりヨダレをたらす。

犬にとってベルは、嬉しい音になります。

 

良い行動をしたら誉めてあげる。

餌をあげる。

これを繰り返すと、犬はその行動を覚えます。

そして、犬は誉められる事が益々嬉しくなります。

 

そして忘れてはいけないのが、罰のほうです。

やってはいけない事を犬がした時はどうするか。

怒るのはどうでしょうか?

 

飼い主が怒ると、犬には

「飼い主がテンション上がっている。喜んでいる」

と勘違いしちゃう時があります。

 

すると、飼い主の喜ぶ姿が見たくて、その行動をする場合があります。

 

犬が絶対にやってはいけない行動の【甘噛み】をしたら※マズルコントロールをしましょう。

絶対に叩いてはいけません。

叩くと人の手が怖くなります。

なでようと手を差し出しても【叩かれる】と思って

噛み付いたりします。

これは、自衛反射なので仕方ありません。

そして次第にスキンシップが無くなり、愛犬と心が離れていく悪循環が起こります。

 

マズルコントロールとは

親犬が子犬にする行動を人間が取り入れたものです。

 

親犬は、子犬が良くない事をすると※マズルを甘噛みします。

※マズルとは鼻先から奥歯までの長い部分です。

 

無駄に吠えたり、無駄に噛んだりすると、

外敵からの攻撃にあいやすくなります。

親犬は【してはいけない事】と子犬に教えます。

 

その行動を人間が取り入れた※マズルコントロールとは、

手で下あごと上あごを持って、口を開かせなくさせるものです。

 

マズルコントロールをされると犬にとっては凄くストレスがかかります。

本当にやってはいけない事をした時だけにしましょう。

 

信頼関係がないと噛まれます。信頼関係を見定めて行ってください。

噛まれて、ビビると主従関係に影響しますので、き然とした態度で接してください。

噛まれても平気な子犬のうちに、甘噛みを直すことをおススメします。

飼い主は、親です。親犬の代わりにしていい事と悪い事を教えなくてはいけません。

 

「愛犬にストレスがかかるマズルコントロールはかわいそう」

と思う方は、愛犬が他人に噛み付いて保健所で殺される事を考えてみてください。

噛んでは駄目だと教えてあげることは、愛犬を守る事でもあります。

 

ドッグトレーナーの中には、マズルコントロールは必要ないという人もいます。

しなくても、しつけられる場合は必要ないでしょう。

 

マズルコントロールをやりすぎても、人の手が怖くなります。

【噛む】【無駄吠え】をした時だけするようにしましょう。

 

犬は、人間に従っている状態が精神的に安定していて幸せなのです。

主従関係はしっかりつけてあげましょう。

 

ただ、引っ張りあいっこ等の遊びで負けてあげるのは、

主従関係構築には影響しないので、たまには負けてあげましょう。

犬がいつも負けてばかりだと、遊ぶ気が失せてしまいます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

お客さんのイルカの調教師にしつけの話を聞いた事があります。

すると、犬もイルカもしつけ方は一緒でした。

賞罰と関連性。

関連性を強化する為に、イルカショーの間でも一芸やったら、一エサあげてますよね。

 

後日、具体的なしつけの方法も書きたいと思います。

トイレ。呼べば来る。

お手、伏せ、お座りなどの芸。

について。

 

犬は可愛いですよね。

ずっと可愛がる為にも早めにしつけましょう。

犬は一度覚えたら、ずっと忘れません。それはいい事でも、悪いことでも。

善悪を教えてあげるのは、親の義務ですね。

犬の問題行動は、犬が良かれと思ってやっている事かもしれません。

それでは、互いが不幸です。

 

筆者は、愛犬を可愛がる人を応援してます!

 

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