パート1の続きです。残り5つの禅の言葉を紹介します。
禅の成り立ち等書いているので、パート1未読の方はこちらからどうぞ。
禅の言葉が少しでも役立ちますように。
禅の言葉 人間関係編パート2
■莫妄想(まくもうぞう)
生と死。美しさと醜さ。豊かと貧しさ。
人は対立的に捉える事により、好き嫌いや良し悪しが生まれてきます。
こうした対立的な捉え方から抜け出しましょうという考え方です。
嫉妬心から解放されたら、随分と楽になる事でしょう。
嫉妬心は、何も良いものを生み出しませんよね。
脱対立。
■悟無好悪(さとればこうおなし)
何ものにも縛られずにあるがままの姿を認めていくと、好き嫌いなどは自然になくなります。
という言葉です。
自分の目で見つめる事が大事です。
■清寥寥 白的的(せいりょうりょう はくてきてき)
心が透きとおって、明瞭である状態をいいます。
意見をぶつけ合うのではなく、接点を見つけようとする。
好き嫌いの感情が生まれにくいものです。
不思議な事にあなたが真っ白な心で接すれば、相手も素直な気持ちになります。
■受身捨身(じゅしんしゃしん)
私たち人間は身を受けた存在です。
頂いた命を他人や大自然にの為に尽くす事を仏教では、菩薩行といいます。
独りでいる方が好きという方もいると思います。それは個性です。
そういう方はそのままで良いのです。
心に「自分が生きてられるのは、皆の支えがあるから」という気持ちがあれば良いのです。
■露(ろ)
全ての心をむき出しにするという意味です。
ただ人間関係では、心を露にして接すると摩擦が生じるものです。
だから心を露にするのは、TPOを考えなくてはいけません。
しかしいつも自分を露に出来ない環境は、ストレスを抱えてしまいます。
心を露にできる家族や友達を持つ事が、幸せに繋がります。
まとめ
禅の言葉はいかがでしたでしょうか。
当たり前だと思う事も多かったでしょう。
ただ、当たり前の事を少しでも意識しながら暮らしていくと
少しは違う景色が見えることもありますよね。
禅の言葉が少しでもあなたの役に立てたのならば嬉しいです。
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